学生時代に見た「科捜研の女」というドラマに憧れたのがきっかけです。ドラマの中では、主人公の沢口靖子さんが法医や化学などの研究科と共に事件の真相解明に挑むのですが、その中で薬剤師が活躍するシーンを見たときにカッコいいなと思いまして、この道を目指そうと誓いました。そこから薬学部に入学。卒業後は調剤薬局や病院勤務という昔からの夢を実現しました。

夫の転勤に伴い、この地に来ました。当初は調剤薬局でパートとして勤務していましたが、子供が小学生に上がったため、社員として働くことができる病院を探していました。

過去には調剤薬局と病院の両方に勤務をした経験がありました。調剤薬局に対し、病院では患者さんが抱える症状の背景を含めて他部署との連携により、さまざまな視点からみることができ、意見を交わす機会がある病院の勤務に魅力を感じ目指すこととなりました。

そうした中、山内病院は自宅から通いやすく、プライベートな時間も確保できるという条件を満たしていたこともあって、入職することになった次第です。

主に入院患者さんが使用する薬剤の調剤をしています。日々、新しい薬剤が開発されているため、常に頭の中をアップデートしています。

また、薬剤に対する意見を求められることもありますので、そのときにはそれぞれの薬剤の特徴や飲み合わせなどを的確に伝えられるよう努めています。

様々な部署の人たちとチームワークを組んで、連携をしていくところにこの仕事の楽しさを感じています。皆が患者さんの回復という同じ方向に向かって突き進んでいくところは、病院ならではだと思います。また、自分が関わったことで、患者さんのお役に立っていると感じるときはとても嬉しい気持ちになります。

夫は単身赴任、私の実家、夫の実家ともに遠方ということもあり、関東には頼れる家族がいません。そのため、ひとりで家事と仕事をこなしながら、同時に子育てもしています。

こうした環境の中でありますが、山内病院では周りに気を遣うことなく正社員として気持ちよく働くことができますので、ぜひ子育て中の方で働くことに悩んでいる方もチャレンジしていただければと思います。

また、現在、薬剤部は4名の女性部員が日々の業務を行っていますが、もちろん男性社員の方も大歓迎。ぜひご仲間となって、盛り上げてゆきましょう！