幼い頃に父が亡くなったのですが、そのときの看護師さんの冷静な対応を見て、子供ながら憧れを抱いていたのを覚えています。

大人になってからは医療業界ではなく別の業界に就職をしていたのですが、あるとき自分が通っていた病院の先生から看護助手の仕事をしてみないかと声を掛けられたことから人生が動き始めます

このときは突然のことでかなり驚いたのですが、子供の頃の憧れていた看護師さんの仕事ぶりを思い出し、チャレンジしてみたいという気持ちが湧き上がってきたため、看護助手になる道を選びました。

ちょうど1年ほど前に、派遣会社の方から山内病院を紹介されたのがきっかけとなります。もともとこちらの近くで買い物をすることも多く、家から通いやすいということ、また、友達のご家族が入院していてお見舞いに行ったこともあり、私の中では馴染み深い病院だったので、ここで働いてみたいと思ったのがきっかけでした。

看護師、看護助手ともに皆とても仲が良いこともあって、仕事でもチームワークは抜群です。同世代が多いので話もしやすく、たまに皆でご飯に行ったり、飲んだりするほどの関係が深いです。また、上長も優しく、気軽に相談に乗ってくれるので、これ以上ない働きやすい環境が整っています。

仕事のやりがいとしては、患者さんから感謝の言葉を言われたとき、この仕事を選んで本当に良かったといつも噛み締めています。最近も私がケアをしている患者さんから、「君がいると元気になれるよ」と言われ、思わず涙が溢れました。

大変な仕事ではありますが、医療スタッフ全員が笑顔を絶やさず、楽しく仕事をできる職場だと思っています。

介護の仕事の中には大変なケアも少なくありません。そうした中でも、全てのスタッフが積極的に率先してケアを行っているところに感動すると共に、自分がその中の一員であることに誇りを持っています。。

唯一辛いことがあるとしたら、元気だった患者さんが日々に弱っていく姿を見ることでしょうか。ご家族と離れ離れになってさらに寂しい思いをしていると思いますので、娘さんやお孫さんになったつもりで心を込めてケアをするよう心がけています。

将来、看護師を始め、医療業界で働いてみたいと思っている人の中でも、特に患者さんに笑顔を届けたい、元気づけたいと思っている人にはぴったりの仕事かと思います。

パワーを患者さんに与えられるような元気な方を心よりお待ちしております。

患者さんの中には、身体を動かすことができないような方もいらっしゃいます。そうした方に対し、1から10まで世話をすることは生半可な気持ちではできません。だからこそ、心から人の力になりたいと思っている人たちと一緒に仕事をしたいと思っています。

また、この仕事は人の世話をすることが好きな方や人好きな方にはぴったりな仕事かと思っています。実際、私自身もそうでした（笑）。もしかすると、ハローワークの方は私のそうした性格が見えたからこそ、勧めてくれたのではないかと今では思っています。

これらに当てはまる方はぜひチャレンジしていただければと思います。

大変な仕事でも、楽しむことができる方たちと一緒に働ける日が来ることを願っています。